つぶやきを毎日ではなく週に一回書くようになって約半年が経ちましたが、一週間というのはとても長いとつくづく感じます。一週間前につぶやきを書いたあとに、国連のグテーレス事務総長が国連憲章99条を発動し、事務総長権限でガザ地区の停戦を求める安全保障理事会を招集し、そして安全保障理事会は開かれ、日本は賛成したものの、イギリスが棄権、そしてアメリカが拒否権を行使し、安保理決議は否決されました。

グテーレスが99条を発動するのも大事件ですし、そのあとのアメリカの動きも日本の動きも事件です。この一週間に、この件でつぶやきを少なくとも2回は書いていたと思うのですが、書かずに一週間が経ってしまいました。そしてもう、これらの大事件は、随分過去のことのように感じられます。

アメリカとヨーロッパは、多くの人が親イスラエルか反イスラエル(或いは親パレスチナか反パレスチナ)です。ですからこの話は極めてややこしい。歴史と感情、或いは親戚や友人が関係するので、ややこしく、かつ深くて重いものです。そのような国際社会の中で、感情的になり過ぎずに、或る意味中立的に考え、発言し、行動出来る数少ない国が、日本だと思います。しかも日本は大国です。

今国際社会の中で日本に出来ることは何なのか。そのことを考え行動することは、延いては将来苦難が日本に訪れた時に、国際社会がちゃんと注意を払って、正当に観察し、日本を支えてくれるかにも関係してくると思うのですが、いかがでしょうか?