12月決算銘柄の第3四半期決算発表集計

10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表です。それも11月14日で終わりとなりましたが、残り3ヶ月間となる第3四半期決算ということもあり通期の業績予想を見直す企業もみられました。例えばシマノ(7309)は自転車部品が想定ほど落ち込まなかったことなどから700億円とみていた通期の営業利益の見通しを770億円に上方修正したことで決算発表翌日に株価が大幅高となっています。

また、堀場製作所(6856)も通期の為替想定レートを円安方向に見直したことで半導体製造装置向け計測機器の円換算の売上高が増えることなどにより410億円とみていた通期の営業利益の見通しを430億円に引き上げたことから株価が年初来高値を更新しています。一方で資生堂(4911)は中国における日本製品の買い控えが響き通期の純利益の見通しを280億円から180億円に下方修正したことで決算発表翌日に株価がストップ安となっています。

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