第1四半期の営業利益が10%超の増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済活動の再開やサプライチェーンの改善などに加えて、円安や値上げなどを追い風に大幅な増益となった銘柄もあります。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益が前年同期比で10%超となった銘柄をピックアップしてみました。

例えばヤクルト本社(2267)は国内で高単価の乳酸菌飲料「ヤクルト1000」が好調だったことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で15.0%増となっています。また、積水化学工業(4204)も車載ディスプレー用中間膜や合成木材で高付加価値品へのシフトを進めたことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で10.4%増となったほか、スタンレー電気(6923)も主要製品のランプが米国の四輪車向けに好調だったことなどで第1四半期の営業利益が前年同期比で12.8%増となっています。

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