市場の期待を上回り増益となった12月決算銘柄は
7月下旬からスタートした12月決算企業の上期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると円安や経済活動の再開、サプライチェーンの改善などを追い風に増益を確保した企業も多くありました。そしてそうした銘柄のなかには市場の期待を上回り増益となったものもみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから上期の営業利益がコンセンサス予想を5%以上上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えば荏原製作所(6361)は海外で石油化学や液化天然ガス(LNG)向けに使うポンプ需要が伸びたことや、円安の効果もあり上期の営業利益が前年同期比で24%を超える増益となりコンセンサス予想を5%以上上回っています。