第1四半期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄は

西松屋チェーン(7545)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表も先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると円安や原材料高による仕入れコスト高に加え、人件費の上昇などもあり減益となる銘柄がみられました。しかし、その一方で新型コロナウイルス禍からの経済再開による人流の回復などを追い風に増益を確保した銘柄も多くみられました。

そこで今回はこうした銘柄のなかから第1四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の増益となったものをピックアップしてみました。例えばオンワードホールディングス(8016)は外出機会の増加に伴う消費回復に加え、数年前から着手してきた国内外での不採算店舗の閉鎖といった構造改革の効果もあり第1四半期の営業利益が前年同期比で2.7倍となっています。

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