今朝、ジョギングをしていて、公園の池の脇を通ったら、水面がうねっていました。水面下から葦のような(恐らく菖蒲と思われます)葉っぱが伸びて小さな叢(くさむら)になっているところで、多くの鯉がバシャバシャと音を立てていたのです。その様子は、悶えているというか、戯れているというか、喧嘩してるというか。恐らく鯉が交尾して、産卵していたのですね。そういう季節なのでしょう。

朝の公園は季節感に溢れています。冬に山茶花が咲き花びらを散らし、それから椿が咲いて花首ごと落ちて、白梅が咲き、紅梅が咲き、桜が咲き誇り、藤の花が咲き、菖蒲が咲く。そして鯉の産卵。早起きは三文の德と云いますが、正にそんな感じで、朝のジョギングのおかげで季節感を満喫しています。ジョギングの最後はお寺に寄って簡単にお詣り。清々しい気持ちになります。

1年ほど前に始めた習慣ですが、今朝の鯉の動きは、特に自然の営みを感じるものでした。この習慣は続けていきたいと思います。