我が国を取り巻く環境には日々大きな変動があり、今日もマーケットに様々な作用がありました。こうした短期的に変化するものとは別に、長期にわたって変動しない価値観とかミッションというものもあると思います。そのひとつが、私にとっては”人権”です。
何度かこのつぶやきでも書いてきましたが、私はヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)という国際的な人権擁護NGOに、仕事外の課外活動として、16年前から関わっています。HRWの国際理事会の副議長もしています。
水道水が自然と存在した訳ではなく、先人達が作ったから私たちは当たり前のように使えるように、人権もやはり先人達が為政者や社会から勝ち取ったものを、私たちは享受しているのです。そして今でも世界中で(或いは日本の中でも)、人権が今の人々に与えられていない状況はいくらでもあります。独裁国家、戦時下、宗教、様々な理由で、そのような状況は作られます。
それらを知り、日本にいる私たちに何が出来るのか?何をすべきなのか?そんなことを考える年に一回のディナーが今晩開催されます。今晩は、マーケットにいる時とは違う視点を、しっかりと育みたいと思います。