リバースATMなるものがアメリカで出て来ました。キャッシュレス化が進む中、例えばレストランなどで衛生上の観点からも現金を使わないことにし、その替わりに店内にリバースATMを置き、このマシーンに紙幣を入れるとその場で即席にプリペイドカードが発行されて、お店の決済はそのカードを使う、なんて使われ方が想定されているようです。ややこしいと云えばややこしい。

しかし銀行口座を持たなかったり、クレジットカードを持たない人は一定数居続ける中で、一方でお店としては強盗などからのリスク管理の観点からもキャッシュレスに移行したいニーズはあるでしょう。ですからまぁ、必要なややこしさなのかも知れません。そのうちキャッシュだけではなく、ビットコインを送金してカード発行とか、SNSで「いいね!」を集めてカード発行とか、リバースATMも進化していくかも知れません。

一方でキャッシュレス化は、NFCの搭載されたスマホが、支払うためのカードとしてだけでなく、支払いを受けるための機器としても使えるようになってきていますから、その進化は際限がないでしょう。リバースATMは、やはり一時期だけのあだ花でしょうか?一度は使ってみたいと思います!