決算発表後に複数の目標株価の引き上げがあった2月決算銘柄は
あさひ(3333)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の本決算発表も先週で終わりとなりました。それから1週間程度が経過したことから目標株価や投資判断の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は決算発表後に複数の目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが安川電機(6506)です。電気自動車へのシフトの流れや人手不足などでロボットへの引き合いが強いことなどから2024年2月期の営業利益が前期比で2.5%増となり最高益を更新する見通しを示したことから決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、しまむら(8227)やアダストリア(2685)、エービーシー・マート(2670)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。
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もう一つのヒント
27日の決算発表スケジュール
20日のディスコ(6146)を皮切りに3月決算企業の本決算発表がスタートしています。これまでは始まったばかりということもあり決算を発表する企業もそれほど多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え明日は多くの企業が決算を発表する予定で、デンソー(6902)や信越化学工業(4063)、富士通(6702)、JR東日本(9020)、ANAホールディングス(9202)、オリエンタルランド(4661)、キーエンス(6861)などが決算発表を予定しています。