減益ながらコンセンサス予想を1割以上上回った主な3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようで、こうしたなかでコンセンサス予想を大きく上回る増益となった銘柄もみられます。

しかし、減益となった銘柄のなかにもコンセンサス予想を大きく上回ったものがあります。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益が減益となったもののコンセンサス予想を1割以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えばカシオ計算機(6952)は中国・上海のロックダウンにより時計の需要が中国で落ち込んだことで第1四半期の営業利益が前年同期比で17%近い減益となったもののコンセンサス予想を55%以上上回っています。

減益ながらコンセンサス予想を1割以上上回った主な3月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)