コンセンサス予想を2割上回り増益となった3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようです。こうしたなかコンセンサス予想を大きく上回る増益となった銘柄もみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を2割上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばメニコン(7780)は就寝時につけて近視の進行を抑えるハードコンタクトなどの販売が海外で好調だったうえ、コンタクトレンズの月額サービスの会員数も伸びたことなどから第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を23%余り上回り前年同期比で34%を超える増益となっています。