サウジアラビアには、アブドルアジズ国王キャメル・フェスティバルなる美ラクダコンテストがあるそうで、今年で6年目。総額75億円程度(!)の賞金を掛けて多くのブリーダーが美ラクダを持ち込んで競ったのだそうです。しかしボトックス注射やシリコン注入などの美容整形が横行し、失格者が多く出たとのこと。これらの不正を見付けるためには、X線や音波探知機を使ったラクダ身体検査をするのだそうです。

うーーーむ!所変われば品変わる。文化の違いというか、何に情熱、エネルギー、お金を掛けるかは、本当に国によって違うことを思い知らされます。でもこういうのって面白いですよね。価値観の違いは、実際に目の当たりに見たり触れてみないと知ることが出来ないし、理解することは到底無理でしょう。行ってみたいな、そのコンテスト。そういう異体験をすることで、多様性というものを理解していけるのだと思います。

国際的な人流の減少は、異なる価値観の相互理解を阻害し、延いては不要な国際緊張のもとになる気もします。早く旅行が再開するといいですね!