週末、BTC(ビットコイン)価格が上昇し、円建てで710万円を超えて史上最高値を更新しました。米ドル/円相場が円安に大きく振れているため、ドル建ての価格では史上最高値にあと4%程足りない状況です。

「資産運用会社プロシェアーズがSEC(米証券取引委員会)に申請中のCME先物ベースのETFが承認される見通し」と報じられ、ビットコイン先物ETFの承認への期待感が好材料になったようです。

同ETFは、早ければ今週から運用が開始される予定とのことです。同ETFのローンチは、株式市場からの資金流入につながり、中長期的にBTCを押し上げる材料となるように思います。

BTCは半年間にわたる調整が完了

【図表1】BTC/JPY 週足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

円建て史上最高値を更新しましたので、週足から見ていきましょう。

半年間にわたる調整を経て、再び高値を超えていきました。MACDも一時は0.00付近まで下落していましたが、そこから反転形状です。オシレーターも十分な調整を終えていると判断して良いかもしれません。

週足相場ですので、上昇トレンドと判断されるならば、大幅な上昇がうかがえると予想しています。円建てで1000万円やドル建てで10万ドルを意識しますと、円建てで1100〜1200万円付近まで価格を押し上げる可能性さえあるように思います。

本日は、ドル建てのチャートも見ておきましょう。

BTC/USD週足、史上最高値に迫る勢い

【図表2】BTC/USD 週足
出所:Trading View

米最大暗号資産取引所コインベースのBTC価格の推移を見てみましょう。

4月に付けたドル建て史上最高値は6万4899ドルを突破しますと、大きなニュースとなりそうです。ここを超えた場合、7万ドルが見えてくるでしょう。

2020年のBTCの史上最高値更新をご記憶の方も多いかと思います。流動性が極端に薄いマーケットを突き抜けていくので、より価格が上昇しやすい現象が起こり、急激な上昇もあり得ると私は考えています。特に2020年は、11月にBTC(円建て)が200万円を超えてからあっという間に年末には360万円まで上昇しました。この時の上昇率は、1.8倍です。4月のBTC(ドル建て)の史上最高値の6万4899ドルを単純に1.8倍に計算しますと、11万6818ドルになります。ですので、先述の1000~1200万円予想も非現実的ではないかと思います。

金融市場も金余りの状況ですし、コモデティ価格も上昇していることから、世界的にインフレ率が高まっています。このような状況も引き続きビットコイン価格上昇の追い風になるのではないかと考えています。これからもポジションをキープしていきたいところです。

ETHも史上最高値更新が近い?

【図表3】ETH/JPY 日足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

ETH/JPY日足分析に移ります。

上昇トレンドラインを引きましたが、少し距離が遠いようです。押し目をこの付近まで作る場合、買い場になると予想します。ただし、その場合36-38万円になります。現在の相場状況からしますと、特別な悪材料が出ない限り、ここまで押す機会はないように思います。

MACDがBTCチャート同様にしっかりと調整しているので、史上最高値を狙いにくるのも時間の問題ではないかと思います。目先、48万円の高値圏まで上昇し、一度利食いに押されて、その後突破してくるイメージでしょうか。

このシナリオに沿って、4時間足で浅い押し目を探していきましょう。

41万1000-2000円付近が押し目買いのポイント

【図表4】ETH/JPY 4時間足
出所:MONEX TRADER CRYPTO(iPhoneアプリ)

サポートラインを引いた41万1000-2000円付近が今週の押し目買いのポイントになると思います。10月18日早朝に一瞬、下落がありましたが、このサポートラインに到達することなく反転しています。この安値と41万1000円のゾーンでは断続的な買い注文が多く入ると予想しています。

今週はBTCのドル建て史上最高値更新に期待しつつポジションをキープし、ETHは押し目があれば、追加エントリーを試みたいところです。