第1四半期の利益が5倍以上となった銘柄は
先月の下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も今月の中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると経済の再開が進んだことで自動車や鉄鋼、海運など幅広い業種で業績の回復がみられ、この第1四半期の純利益は前年同期比で2.8倍となり、四半期決算が義務付けられた2008年以降では第1四半期として3年ぶりに最高益を更新したとのことです。
こうしたなかこの第1四半期の業績が急回復した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の利益が前年同期比で5倍以上となった銘柄をピックアップしてみました。例えば日本郵船(9101)の第1四半期の経常利益はコンテナ船事業が好調だったことなどから前年同期比で9.2倍となり急回復をみせています。