アメリカでは都市を離れて郊外に移った人も多くいて、都市部の不動産は軒並み問題を抱えがち。そんな中で住宅ローン金利が跳ね上がる。そうすると長期金利も反応する。そんなことがアメリカで起こって、投資が先行する、即ち借金が先行するテクノロジー会社の株が売られる。とてもザックリ云うとそんな類いのことがアメリカで起きています。

そしてその煽りを受けて、日本でも株式市場がちょっと微妙に揺らぐ。でもちょっと冷静に考えると、日本では住宅ローン金利も長期金利も、上がるかも知れないと云うことは議論出来ても、実際に上がるのは中々考えにくいです。そう考えると、この状況で日本株が売られるのは、やはり高値警戒感からの利食いでしょうか。と、また思う人がいて買いに来るので、マーケットはまだら模様になる。そんなことが起きているように見えます。

アメリカと日本の株価の相関というか絡みは、コロナ禍の中で減ったように思われるのですが、ここ暫くはアメリカの動向を注意深く見る必要がありそうですね。相場にアヤをもたらすものとして。ま、しかし、今日は金曜日。あ、今日から啓蟄ですね。来週はもっと春らしい世の中になることを期待したいと思います。良い週末をお迎えください。