3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化するなか徐々に決算を発表する企業も増えてきました。TOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても先週末の一日で30社以上の企業が決算を発表しており、決算発表に株価が大きく反応するケースも引き続きみられます。そこで今回は早速、先週末の決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に集計してみました。

そのなかで決算発表に反応して株価が大きく上げたのがヤクルト本社(2267)や大同特殊鋼(5471)などで、ヤクルト本社の第1四半期の営業利益は微増益、大同特殊鋼の第1四半期の営業利益は減益だったものの、ともに市場予想を上回ったことで買われました。一方で第1四半期が大幅な営業減益となった大日本住友製薬(4506)やアマノ(6436)などが大きく下げています。