決算集計速報
先月下旬から3月決算企業の上期決算発表がスタートしています。当初は決算を発表する企業もそれほど多くありませんでしたが、それも徐々に増え今週は多くの企業が決算を発表しています。こうしたなか昨日も1日でTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても40社の企業が決算を発表しました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に5日の決算発表を早速まとめてみました。
それをみると折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業が多くみられました。例えば任天堂(7974)では新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が増えゲーム消費の拡大につながっていることから通期の営業利益の見通しを3000億円から4500億円に引き上げています。また、ダイキン工業(6367)でも通期の営業利益の見通しを1980億円から2100億円に上方修正しています。
もう一つのヒント
週明けの決算発表スケジュールは
先月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表が本格化しています。そうしたなかで来週も引き続き多くの企業が決算発表を予定していますが、週明けは取引時間中や昼休み中に大林組(1802)や清水建設(1803)、マツダ(7261)などが、そして引け後にはJFEホールディングス(5411)、住友金属鉱山(5713)、ソフトバンクグループ(9984)などが決算を発表する予定です。