3月決算企業の本決算発表が先月下旬からスタートしていますが、先週は大型連休の谷間で決算発表を行う企業も一旦減りました。また、昨日も大型連休が明けたばかりとあって決算を発表する企業は多くありませんでした。そのため1日から7日に決算を発表した企業はTOPIX500採用企業に限ると10社程度に止まりましたが、今回はその大型連休の谷間と連休明けの決算発表をTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に早速、集計してみました。

決算発表を行う企業こそ少なかったものの、決算に大きく反応する銘柄が目立ちました。例えば6割を超える営業増益の見通しを発表したヤマトホールディングス(9064)が6%以上上昇したほか、2割を超える増益予想を発表したオートバックス(9832)の株価も5%近く上げています。その一方で営業利益の見通しがコンセンサス予想に届かなかったことで伊藤忠テクノソリューションズ(4739)は10%近く下げています。