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今週(9月11日~9月17日)の相場動向

相場回顧 BTC:米FOMCへの期待から堅調な推移、直後は利益確定売りが優勢

BTCは週初、ETHが買い戻し優勢となるなか、連れ高して堅調に推移した。その後、ETHが再び下げに転じると上値を抑えられたが、米FOMCにおける緩和継続期待から米国株と金相場が大きく上昇したことでさらに価格を伸ばした。一時BTC=(11,100ドル)まで上昇したが、米FOMC後には利益確定売りが強まり、米国株と金相場とともに価格を下げた。日銀金融政策決定会合においても大規模な緩和継続が決定されたが、相場への影響は限定的となった。

 

来週(9月18日~9月24日)の相場予想

米国株次第ではさらなる上昇期待も、先行き不透明な状況は継続

来週は米FOMCを通過し、やや材料難になることが予想される。しかし、新型コロナワクチンの開発や経済指標の改善などによって米国株が上昇すれば同様に買いが強まるだろう。一方で、金相場との相関も継続しているが、2000ドル回復に向けては上値が重く、付近まで高騰した後には急落する傾向があることから、引き続きそれによる下落には注意が必要である。

業界内ではBinanceがDeFiファンドや、イールドファーミング向けプラットフォームを立ち上げるなど引き続きDeFi関連の動きは活発であり、ETHの価格上昇にともなう上げは期待できる。しかし、SushiトークンをきっかけにDeFi関連銘柄が暴落して以降、先行き不透明な状況が続いている。

直近上値としてBTC=120万円(11,400ドル)、下値としてBTC=110万円(10,500ドル)を意識する。

 

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