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今週(9月4日~9月10日)の相場動向
相場回顧 BTC:暴落後も軟調な推移となったが、10,000ドル付近では底堅く推移
BTCは4日(金)に米国株とDeFi関連銘柄の急落とともに暴落した。その後も軟調な推移が続いたが、しかし、BTC=106万円(10,000ドル)付近では底堅く推移し、8日連休明けの米国株が先週から続落となった時にもBTC=105万円(9,900ドル)で強くサポートされ、急反発した。週末にかけてはこれまで価格を下げていた米国株と金相場、そして暗号資産市場ではETHが急反発し、BTCも同様に買い戻し優勢となった。
来週(9月11日~9月17日)の相場予想
米FOMCに注目、BTCは米国株の動向に左右される展開か
今週はBTC=106万円(10,000ドル)を維持して底堅く推移しながら、週後半にかけては急落後の反動によりあらゆる金融資産とともに買い戻しが進んだ。一方で、BTC=111万円(10,500ドル)付近では上値も重く、方向感が見えない状況となっている。
このようななか、来週は米FOMCに注目が集まる。金融緩和策維持はほぼ間違いないが、その強調姿勢や、経済見通しの改善などにより市場がリスクオンに傾くことは考えられる。金相場から米国株との相関へとシフトしつつあり、米国株が好調を取り戻せば同様に買いが強まるだろう。逆に、米国株の調整局面が続けばBTC=106万円(10,000ドル)を明確に割り込む可能性は高い。
また、業界要因として、ETHを中心とするDeFi関連銘柄が再び息を吹き返せば連れ高して買いが強まることもあるだろう。
直近上値としてBTC=117万円(11,000ドル)、下値としてBTC=102万円(9,600ドル)を意識する。