餃子の街、宇都宮と浜松が、なんと2020年上半期で宮崎に敗れた、との記事が目に入りビックリしました。しかし丁寧に読んでみると、これは世帯当たりの「購入額」であり、消費額とは違うとのこと。買って家に持ち帰り焼く生餃子などの購入額であり、外食店で食べる餃子はこの家計調査の対象となっていないとのこと。記事ではこの半年間の宮崎の世帯当たり餃子購入額が1917円(前年同期比78%増!)で日本一になったとのことなのですが、以前調べた時、浜松の世帯当たり年間餃子消費額は2万円弱だったので、まだまだ足下にも及びません。恐らく。
しかしどのように調査をするか、定義は何か、最終的に各個人に答えさせた場合の誤差、地域的な回答に対するクセ(多めに云うとか少なめに云うとか)などで、結果は大きくずれる可能性が否めませんし、記事の書き方で印象がとても大きく変わります。たかが餃子。しかし情報収集のあり方や裏取りの重要性を再認識したのでした。あー、食べたくなってきた!