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今週(8月28日~9月3日)の相場動向

相場回顧 BTC:4度目トライでもBTC=12,000ドル超えならず、楽観ムードから大幅下落

BTCは、米FRBの金融緩和策の継続や米国における新型コロナ追加対策への期待等から米国株とともに金相場が上昇するなか、同じく買い優勢の展開となった。金相場が一時2000ドルを回復しその後下落した場面ではBTC売りが強まったものの、DeFi市場で需要が高まるETHの強い値動きが続くと、連れ高して急騰した。一時BTC=127万円(12,000ドル)を回復したが、4度目トライでも上抜けることはできず、達成感から短期売りが強まった。市場でやや楽観ムードが漂うなか、米国株の好調に反して金相場は軟調な推移となり、これまで相場をけん引してきたETHがBTC建てにおいても急落すると、同様に大きく下落し、その後も下げは止まらずロスカットが相次ぎBTC=117万円(11,000ドル)を割り込んだ。

※米国時間(3日)において米国株が急落したこともあり、BTCはさらに売りが強まって今朝方に一時BTC=106万円(10,000ドル)付近まで下落した。

 

来週(9月4日~9月10日)の相場予想

流動性相場の反動が現れる、BTCは底値を固めることができるか

今週はBTC=127万円(12,000ドル)トライまでの上昇から一転、ETHの急落に米国株の急落も重なって暴落した。上述した通り、金融市場における資産バブルや、ETHの高騰を受けてやや楽観ムードが漂っていた頃の垂直下落であった。米国株や金相場と比べて下げ幅が大きくなり、市場には不安が広がっている。

来週は底値を固めることができるかが焦点となる。流動性相場は継続しているものの、株式市場が急ピッチで価格を伸ばしてきたことの反動が現れたように、短期的に売りに向かう可能性がある。米国株が大幅続落となればBTC=106万円(10,000ドル)を割り込むことも考えられるだろう。

直近上値としてBTC=117万円(11,000ドル)、下値としてBTC=104万円(9,800ドル)を意識する。

 

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