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今週（7月31日～8月6日）の相場動向
相場回顧 BTC：10万円幅の急落後も、ETHや金相場とともに堅調に推移
BTCは先週より買いの勢いが継続し一時BTC=127万円(12,000ドル)を突破したが、過熱感から10万円幅で急落した。その後、CME窓埋めを意識した買い戻しの動きはあったが達成後には売りが強まり、方向感に乏しい展開が続いた。しかし、DeFi市場が拡大するETHが堅調に推移し、さらにレバノン爆発による地政学リスクの高まりなどにより金相場が2000ドルを超えて高値を更新し続けると、再び動意を取り戻して上昇した。経済指標の改善や新型コロナワクチン開発の進展などを受けた米国株の続伸もあり、週末にかけては買い優勢となった。
XRPもまた2番手3番手物色のなかで堅調さを維持した。4日にRipple社が発表した2020Q2の報告書では機関投資家需要が増えていることが示された。
来週（8月7日～8月13日）の相場予想
金相場が高値を更新し続けるなか、BTC=12,000ドルを超えられるかが焦点
ビットコインは急落後しばらくもみ合いの展開となっていたが、金相場が2000ドルを超えてからも高値を更新し続けたことで再び買いを強めた。来週も引き続き金相場に左右される展開となるだろう。そのなかでBTC=127万円(12,000ドル)を超えられるかが焦点となる。2度目のトライで失敗となれば再び売りが強まることも考えられるが、金相場次第ではその水準を上抜けてもう一段上昇することも期待できる。業界内ではETHが買われ続け、米国株も好調が続いており、暗号資産市場に追い風ムードか。
直近上値としてBTC=127万円(12,000ドル)、下値としてBTC=116万円(11,000ドル)を意識する。
