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今週(7月3日~7月9日)の相場動向

相場回顧 BTC:ハッシュレートが最高値更新、一時BTC=9,500ドル付近まで上昇

BTCはもみ合いの展開が続くなか、休場明けとなった米国株(6日)が上昇スタートとなると、好調な経済指標や中国景気回復への期待なども相場を後押しして買いが強まった。その後は、感染再拡大の動きもあって上値が重くなり、BTC=100万円(9,300ドル)を挟んでの攻防が続いたが、ハッシュレートの最高値更新が確認されると半減期後のマイナー懸念が後退し再び買い優勢となった。ETHやXRPをはじめとするアルトコインの高騰や、金相場の上昇もあり、一時BTC=102万円(9,500ドル)付近まで上昇したが、週末にかけては過熱感から短期売りが優勢となり、米国株(9日)の下落とともに再びBTC=100万円(9,300ドル)を割り込んだ。

 

来週(7月10日~7月16日)の相場予想

海外ではアルトコインの物色が進む、BTC=9,500ドルを超えられるか

海外ではアルトコインの物色が行われる中、来週はBTC=102万円(9,500ドル)を超えられるかが焦点となる。

感染再拡大の動きは依然不透明なままであるが、先週も指摘した通り、それによる相場の下げは限定的と予想される。一方、業界全体ではハッシュレートの最高値更新によってマイナー懸念が後退し、国内においても日銀CBDCの実証実験や、マネーパートナーズ子会社の暗号資産交換業登録、マネックスの暗号資産レバレッジ取引サービス開始など新しい動きがみられる。また、レンジ上抜けの重要なファクターとなりうる金相場が1,800ドルを超えて堅調に推移していることから、ようやくビットコインにも資金が向いてくるか。

15-16日に控える日銀金融政策決定会合は政策据え置きの見方が大勢であり、先月同様に現状維持を好感して買いが強まることも考えられるが、影響は小さいだろう。直近下値としてはBTC=96万円(9,000ドル)を意識する。

 

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