【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 26,067.28  △177.10 (7/8)
NASDAQ: 10,492.50  △148.61 (7/8)

1.概況

米国市場は主力ハイテク株への買いを支えに反発しました。59ドル高でスタートしたダウ平均は219ドル高まで上昇した後上げ幅を縮めると前日終値を挟んで揉み合う展開が続きましたが引けにかけて買いが優勢になると結局177ドル高の26,067ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も148ポイント高の10,492ポイントとなり6日に付けた史上最高値(10,433ポイント)を更新しています。

2.経済指標等

5月の米消費者信用残高は前月比182億ドル減の4兆1129億ドルとなりました。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうち6業種が上げ、情報技術と一般消費財・サービス、金融が1%以上上昇しました。一方で素材や生活必需品、不動産などの5業種が下げ、素材が1%を超える下落となりました。

4.個別銘柄動向

アップル(AAPL)が目標株価の引き上げを受けて2%以上上げ上場来高値を更新しました。また、アマゾン・ドット・コム(AMZN)と動画配信のネットフリックス(NFLX)が2%前後上昇し上場来高値を更新したほか、画像処理半導体のエヌビディア(NVDA)も3%以上上昇し上場来高値を付けています。さらに住宅市況の回復を好感した買いで住宅建設株が買われました。レナー(LEN)が5%以上上げ、DRホートン(DHI)も4%余り上昇しています。バイオ医薬品大手のバイオジェン(BIIB)もアルツハイマー病治療薬の承認申請を行ったと発表したことで4%以上上げました。

一方で決算が大幅な減収となり最終赤字に転落したジーンズ大手のリーバイ・ストラウス(LEVI)が8%以上下げています。

5.為替・金利等

長期金利は0.02%高い0.66%となりました。ドル円は107円台前半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国株高を受けて上昇してのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が25日移動平均線(昨日時点で22,482円)や節目の22,500円を回復できるかがポイントとなりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)