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今週(4月24日~4月30日)の相場動向

相場回顧 BTC:半減期を前に急騰し、一時はBTC=100万円を突破

BTCは、欧州におけるロックダウン緩和や米国における経済活動早期再開への期待から、週初より堅調な推移がつづいた。世界最大の原油ETFによる売却報道を受けて原油価格が再び下落し、暗号資産市場においても一時的に売りが強まる場面はみられたが下げ幅は限定的となった。その後、原油価格が持ち直し、株式市場も買い優勢となるなかで日経平均先物が2万円を回復すると、BTCはさらに上昇しBTC=86万円(8,000ドル)を突破した。以降はBitMEXの日本向けサービス停止が一部影響してかショートカバーが相次ぎ急騰した。また、新型コロナ治療薬への期待や「半減期」を意識した動きもあって買いが買いを呼ぶ展開となり、およそ2ヵ月ぶりにBTC=100万円(9,400ドル)を突破した。

 

来週(5月1日~5月7日)の相場予想

「半減期」を12日前後に控え、BTCは買い継続で堅調な展開を予想

「半減期」を5月12日前後に控え、メディアやSNSにおいては価格に関する議論が活発となっている。そのなかでは上昇を支持する声が圧倒的多数であり、そのイメージ通りに今週は2017年を思わせる急騰ぶりをみせた。過熱感は否めず反動による急落には警戒が必要だが、来週にかけては買いが継続する可能性が高い。

4月に入ってから、実体経済がともなわないまま、市場で行き場を失ったお金によって株式などの金融資産が買われている。新型コロナの影響で金融市場は不透明だが、現金で持つのではなく何かに投資したい。そのような投資家が買いに飢えた状況では、上昇が期待される「半減期」というイベントに新規参入者が飛び込みやすい。だからこそ、既存の大口プレイヤーによる価格操作も起きやすく、短期的な上値を見極めることが何より重要となろう。

直近上値としてはBTC=107万円(10,000ドル)、下値としてはBTC=91万円(8,500ドル)を意識する。米雇用統計の数値には要注目である。

 

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