先月下旬からスタートした小売り企業を中心とする2月決算銘柄の中間決算発表も16日で終わりとなりましたが、その決算を振り返ってみると7割近い企業が前年同期比で増益を確保し、全体では8%近い経常増益となりました。そしてこのように決算が好調となるなか上期が二桁増益となった銘柄も少なからずみられます。

そこで今回は上期が二桁増益となった銘柄のなかから第1四半期(3-5月期)と第2四半期(6-8月期)がともに二桁増益で、2四半期連続で好調さを維持したものをピックアップしてみました。例えば吉野家ホールディングス(9861)では第1四半期の162%増益に続いて、第2四半期も85%増益と2四半期連続で大幅な増益となっています。また、松竹(9601)や東宝(9602)のように2四半期連続で二桁増益となったにも関わらず、通期の会社予想が減益となっているような銘柄も幾つかみられます。