新型コロナだけでない、再生医療分野でも活用見込まれる

3Dプリンタ(三次元積層造形装置)がにわかに注目され始めました。4月8日に放送された報道番組で、東証マザーズ上場のビーアンドピー(7804)が自社の3Dプリンタで制作した簡易人工呼吸器が紹介されたことがきっかけです。

ビーアンドピー(7804)では、国立医療機関から試作品の製作依頼があったほか、3Dプリンタを使用したフェイスシールド、ドアオープナーなどの製作相談も受けているそうです。

全国の医療機関で新型コロナウイルスの感染拡大から人工呼吸器が不足するなか、3Dプリンタで量産できる簡易人工呼吸器の実用化を目指し、耐久テストが進められています。

再生医療などで需要拡大が見込まれる3Dプリンタは、経済産業省の次世代3Dプリンタ開発計画を受け、株式市場で2013年に物色テーマとして盛り上がった経緯があります。

主な「3Dプリンタ」関連銘柄
出所:株式会社フィスコ 『週刊相場観測誌マーケット展望』Vol.365 テーマ別分析より