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今週の相場動向

相場回顧 BTC:欧米の感染者増加ペースが鈍化、BTC=7,000ドルを回復

BTCは、欧米における新型コロナ感染者の増加ペースが鈍化しているとの期待から株式市場が上昇する中、約7年ぶりの高値を付けた金相場とともに価格を伸ばしBTC=76万円(7,000ドル)を回復した。さらにETHの急騰も手助けして買いが進んだが、BTC=81万円(7,400ドル)付近では上値が重くなり、週末にかけてはBCHとBSVの半減期を見極める動きから方向感に乏しい展開となった。両通貨の半減期による直近相場への影響は限定的で、週足では約8%の上昇となった。

今週は4月に入ってからのBTC上昇を受け、主要アルトコインを中心に資金が分散する動きも強まった。ETHやXLM、XTZなど法定通貨建てで20%超上昇する通貨もあり、多くがBTC建てで上昇した。半減期を迎えたBCHとBSVも強い動きとなったが、マイナーの採算性悪化によるものか、一時的に採掘が滞る事態がみられ、ハッシュレートも急落している。

 

来週の相場予想

相対的に高まる金融資産としてのBTC価値、堅調な推移を予想

国内では緊急事態宣言を受けてようやく新型コロナ感染者拡大を抑えようという段階に入った。かたや欧米では既にロックダウン措置などもとられ感染者拡大のペースに鈍化の兆しが見られている。世界全体として経済が落ち込むことは明示的で、短期的にはこのような感染状況をめぐる地域間の段階差によって金融市場が変動することが予想される。

こうした中で今は欧米に期待が集まっているが、経済活動の再開までには程遠く、実態が伴わないまま株式市場に資金が戻ってきている印象である。暴落前の水準から考えれば割安感があるのかもしれないが、新型コロナによる今後の経済への影響を読むことは極めて難しく、沈静化後に反動で起こりうる市場の高騰、アフターコロナバブルを見越して買いに動くには時期尚早に思える。

その点、ビットコインは経済的な影響を直接受けることはなく、価格も暴落前の水準まであとわずかのところまで回復している。また、懸念されたマイニング企業についても大手は生き残り、ハッシュレートは回復に向かっている。違った見方をすれば、ビットコインはこの外出自粛の状況下においても家から安価かつ即時に海外送金できる手段にもなりうる。新型コロナ時代にこのようなビットコインの実需が生まれるかどうかはわからないが、やはり金融資産としての価値は相対的に高まっていくと考えられる。

来週は堅調な推移を予想する。感染動向はもちろんのこと、半減期を迎えたBCHとBSVの採掘動向も注視したい。直近上値としてBTC=82万円(7,500ドル)、下値としてBTC=74万円(6,800ドル)を意識する。

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