先日セミナーの後に、私を待ってくれている高齢の婦人がいらっしゃいました。私を見掛けると、本当に嬉しそうな顔をされました。本を書いて出版されたので、私に渡したいという趣旨で、今回渡せて良かったと喜ばれておりました。それだけでも私は嬉しかったのですが、あとでゆっくりといただいた本を見てみると、お手紙も入っていました。本も、まだ全部ではありませんが、少々読みました。

ご婦人は88才、米寿。87才の時に、生きてきた証を残すべく、ご自身のいきざまを本に書かれたとのこと。株を売った資金で本の制作と出版をされたとお手紙には書かれておりました。なんと!ご婦人の自己実現に、運用されてきた資産が、少しは役立ったのでしょうか。感無量です。改めて、お客さまの資産を守る、そして育てる大役を我々は担っており、その責任を強く意識しなければいけないと、深く感じました。

そして、私たちの仕事は、人様の役に立ち得るのだと、強く痺れるように思いました。Y.Sさん、ありがとうございます。これからも頑張ってまいります!