3月期決算銘柄の本決算発表も先月中旬に終わりました。したがって決算発表シーズン終盤で決算を発表した銘柄でも業績や目標株価の見直しがある程度進んだとみられます。そこで今回は決算発表の最終週(5月15日以降)に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算発表後に複数の目標株価の引き上げがみられたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがオリックス(8591)とMS&ADインシュアランスグループホールディングス(8725)で、市場予想を上回る強気の会社予想を発表したこともあって決算発表後に4社が目標株価を引き上げています。また、テンプホールディングス(2181)や沢井製薬(4555)、SOMPOホールディングス(8630)でも3社が目標株価を引き上げています。