日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ3%減り減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高益を更新しています。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。
こうしたなか今回は今期に営業利益で最高益更新が見込まれる3月決算銘柄のなかから、十数年ぶりあるいは二十数年ぶりに最高益が期待されるものをピックアップしてみました。例えば日本通運(9062)やトナミホールディングス(9070)では1992年3月期以来26年ぶりに最高益を更新する見通しとなっているほか、ヤマハ(7951)やNTT(9432)では14年ぶりの最高益更新が期待されています。