先月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の本決算発表も先週で終わりましたが、5月上旬に決算を発表した銘柄では業績や目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は5月1日から9日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に目標株価引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも特に目標株価の引き上げが目立つのがローム(6963)と京セラ(6971)で、ロームは6社が、そして京セラは5社が決算発表後に目標株価を引き上げています。また、決算発表を受けて株価が急伸したヤマハ(7951)でも3社が目標株価を引き上げたほか、決算発表後に株価が大きく下げたSCREENホールディングス(7735)でも同じく3社が目標株価を引き上げています。