ニューヨークに来ました。こちらに一週間います。今年も例年通り、或いは例年よりも海外出張が多かった年でしたが、今年の海外出張はこれで打ち止めです(たぶん)。
日曜の朝に着いて、すぐに友人とランチをしました。彼は中々の大物で、曰く、或る大統領候補者が大統領になったら閣僚入りするような話も受けたと云うのです。現在の話です。彼は断ったとのことですが、アメリカらしい話です。大統領も政治家でなくとも急になれる。そして閣僚も、ビジネスなどの様々な分野から急に呼ばれてなってしまう。そうして「俺たちの国だ!」と云う感じで国の運営をするのでしょう。
究極のお友達内閣と云えばそうかも知れませんが、大統領も閣僚も職業政治家でないので、そして年限を決めてキッチリと政府から離れるので、悪い点もありますが、良い点も多く、やはりダイナミズムを産んでいるのでしょう。ま、面白い国です。日曜のランチなのでワインも飲んで、ホテルに帰ってうたた寝して、また夜はゴールドマンサックスのかつてのパートナーの同僚たちとディナーをしました。皆それぞれの活動をしていて、これもまた楽し。
アメリカは、個人の社会に於ける活動を応援というか活発にする風土があり、それが国全体のダイナミズムにも繋がっていると思います。日本も見習うべき点もありますね!