今週の相場動向
相場回顧 BTC:米中関心の薄れにより弱気相場継続
BTCは弱気相場が継続し週足で10%超下落した。
米国株が勢い衰えず史上最高値を更新し続ける中、投資家の関心はますます株式市場へ向かっている。また、中国では、習近平発言以降の暗号資産投資の過熱ぶりを警戒し、国内の取り締まりが再度強まっている。こうした状況では、フィデリティのニューヨーク州認可やBitwiseのビットコインETF再審査、シンガポールの暗号資産デリバティブ許可案など好材料が見られても、目先で買いに動きづらい。
XRPは、ハッキングによりGatehubウォレットのアカウント情報が約140万件流出したとの報道が見られたが、価格への影響は限定的でBTC建てで小幅上昇となった。
BCHは、ハードフォーク対応に追われていた各取引所が19日前後に一斉にフルサービスを再開すると、この弱気相場を受けてか、売りが相次ぎBTC建てで下落した。