7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も8月中旬で終了となりました。したがって8月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しが一通り終わったと思われます。そこで今回は8月7日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのが日清食品ホールディングス(2897)で、第1四半期の営業利益は3割を超す大幅な減益となったものの、海外事業の利益成長への期待などから目標株価の引き上げが相次ぎ決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、第1四半期の営業利益が3割を上回る増益となった日本新薬(4516)でも3社が目標株価を引き上げたほか、住友大阪セメント(5232)でも決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。

8月7日に決算を発表した企業で目標株価の引き上げがみられる銘柄はこちらからチェック(PDF)