今日、或る驚きの事実を知りました。アメリカの巨大金融機関が始めた或るビジネスについて、私はその会社がとても深い先見の明があって始めたと思っていたのですが、実はその金融機関のお客さまが出した要望のひとつに経営者が応えそのために始めたら、それが段々と育って大きくなったとのこと。

うーむ。深い。お客さまの声がやはりビジネスの起点であること、どの声を拾うかが経営者にとっての大きな大きな仕事であることを、改めて痛感させられるエピソードです。声を聞くことよりも、どの声に応えるかを決めることの方が難しいかも知れません。しかしそれも、多くの声を聞くことの中でのみ、実現可能なのでしょう。

当たり前すぎる話で申し訳ありません。しかしとても重要なことだと思います。もっともっと精進します。