東京市場まとめ

1.概況

本日の日経平均は449円安の2万261円と反落しました。TOPIXやJPX日経400、東証2部指数、マザーズ指数なども総じて下落しました。

先週末の米国市場でダウ平均が600ドル以上下落したことを受けて、日経平均は385円安の2万325円と反落して寄り付きました。直後に537円安まで下げ幅を広げた日経平均でしたが、寄り付き時点で105円を小幅に割り込んでいたドル円が105円台回復したことなどからやや持ち直し、451円安の2万258円で前場を終えました。後場に入り下げ幅をやや縮めた日経平均は一時前場の安値近辺まで下落する場面も見られましたが、引け前に再び持ち直すと449円安で取引を終えました。東証1部の売買代金は1兆9844億円でした。

東証33業種は全業種が下落し、中でもガラス土石製品や倉庫運輸関連、その他製品などが大きく下げています。

2.個別銘柄等

東証1部の売買代金上位銘柄は全て下落しました。売買代金トップのソフトバンクグループ(9984)が4.2%下落したほか、ファーストリテイリング(9983)や任天堂(7974)、トヨタ自動車(7203)、ソニー(6758)、東京エレクトロン(8035)、ファナック(6954)、三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306)、キーエンス(6861)、資生堂(4911)が下落しました。中でも東京エレクトロンなどの半導体関連株やファナックなどのロボット関連株は米中貿易摩擦激化を懸念して大きく売られました。

その他材料が出たところでは、音楽・映像サービスのUSEN-NEXT HOLDINGS(9418)が2019年8月期の当期利益の見通しを大幅に上方修正したことで4.8%上昇しました。また短期人材サービス業のフルキャストホールディングス(4848)は、労働需給逼迫下で強い需要が続くとして国内大手証券が投資判断を最上位に引き上げたことを受けて4.2%上昇しました。

VIEW POINT: 明日への視点

米中貿易摩擦の激化懸念から米国株が大きく下落しドル円も一時104円台をつけましたが、本日の日経平均は直近安値である2万110円を下回ることはありませんでした。連日薄商いとなっていた東証1部の売買代金も2兆円に近い水準となり大きく下げる場面では引き続き押し目買いが入っているようです。こうしたなかで明日以降株価が反発できるかが注目されます。

(マネックス証券 プロダクト部)