先月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も今週で終了となりましたが、日本経済新聞の集計によると第1四半期の経常利益は5%近い減益となったようです。そして経常減益となるなか通期の業績見通しを下方修正する企業が少なからずみられました。しかし、その一方で少ないながらも通期の業績予想を上方修正した企業もみられます。

そこで今回は通期の営業利益の見通しの上方修正に踏み切った3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えば大日本製薬(4506)は通期の営業利益の見通しを690億円から880億円へと引き上げたことで2割近い増益予想が5割余りの増益予想となっています。また、大和工業(5444)では小幅な減益予想が上方修正で一転して大幅な増益予想となっています。

第1四半期から上方修正に踏み切った銘柄はこちらからチェック(PDF)