東京市場まとめ

1.概況

本日の日経平均は64円高の2万1702円と小幅に反発しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数も上昇しましたが、東証2部指数は小幅に下げています。昨日の米国市場で主要指数が史上最高値を更新したことを受け日経平均は102円高の2万1740円で寄り付きました。日経平均は寄り付き後に117円高まで上昇しましたがそこが1日の高値になるとその後は徐々に上げ幅を縮めました。前場を61円高で終えた日経平均は後場に入ると前引け近辺の非常に狭い値幅での小動きとなり結局64円高で取引を終えました。東証1部の売買代金は1兆4548億円と6月24日の1兆4115億円に近い低水準でした。

東証33業種は海運業や電気・ガス業、情報・通信業、証券商品先物などの30業種が上昇しました。一方でゴム製品、精密機器、鉄鋼の3業種が下げています。

2.個別銘柄等

東証1部の売買代金上位銘柄はほとんどが上昇しました。売買代金トップのソフトバンクグループ(9984)が3.4%高となったほか、スシローグローバルホールディングス(3563)、ソニー(6758)、武田薬品工業(4502)、東京エレクトロン(8035)、トヨタ自動車(7203)、三菱UFJ(8306)、ZOZO(3092)がいずれも上昇しました。一方でファーストリテイリング(9983)と任天堂(7974)は下げています。

材料が出たところでは第1四半期決算が増収増益だった家具販売のニトリホールディングス(9843)が4%近く上昇しました。また本決算を発表し今期の業績予想が大幅な増益だったオフィス用品のeコマースを手がけるアスクル(2678)は5.2%高となっています。

VIEW POINT: 明日への視点

日経平均の上昇幅は64円で0.3%高となりましたがTOPIXは0.7%近く上昇し、東証1部の上昇銘柄数は1,599となるなど本日の日本市場はかなり堅調だった印象です。ただ引き続き107円台で推移する円高が上昇の重荷となりそうなことに加え、東証1部の騰落レシオが114%まで上昇するなどテクニカル的な過熱感も意識される可能性がありそうです。なお今夜の米国市場は独立記念日の祝日のため休場です。

(マネックス証券 マーケット・アナリスト 益嶋 裕)