10月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬に終わりましたが、決算発表を受けて目標株価が引き上げられる銘柄も少なくありませんでした。そしてこうした目標株価の引き上げや新たな目標株価の設定を受けて目標株価コンセンサスが決算発表前に比べて大きく上昇した銘柄もみられます。

そこで今回は目標株価コンセンサスが決算発表前に比べて5%以上上昇し、その上昇した目標株価が足元の株価を5%以上上回るものをTOPIX500採用の3月決算銘柄のなかからピックアップしてみました。例えば通期の営業利益が上方修正された日立ハイテクノロジーズ(8036)では決算後に目標株価コンセンサスが15%近く上昇し、その結果目標株価コンセンサスが株価を1割上回る格好となっています。