3月期決算銘柄の第1四半期決算発表も終わりとなりましたが、決算発表終了からも2週間以上の期間が経過したことからアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は業績の会社予想は据え置きだったにも関わらず、決算後にコンセンサス予想が上昇したことで決算発表前に比べて会社予想とのかい離がさらに開き、業績の上振れへの期待が一段と高まった銘柄を取り上げてみました。

具体的には第1四半期決算で会社予想が据え置きとなったTOPIX500採用の3月期決算企業のなかから、決算後にコンセンサス予想が5%以上上昇した銘柄で、上昇したコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回るものをピックアップしています。例えば三菱ケミカルホールディングス(4188)では決算発表前は会社予想とコンセンサス予想のかい離は小幅に止まっていましたが、決算後にコンセンサス予想が9%近く上昇したことでにコンセンサス予想が会社予想を1割上回る格好となっています。

会社予想は据え置きながら上振れへ期待が一段と高まった銘柄はこちらからチェック