このレポートのまとめ

  1. シェイクシャックの決算は良かった
  2. ホームデポの決算は、まちまちだった
  3. LGIホームズの決算は悪かった
  4. メーシーズの決算は、まちまちだった
  5. パロアルト・ネットワークスの決算は良かった
  6. ベストバイの決算は良かった
  7. ロウズの決算は、まちまちだった
  8. TJXの決算は、まちまちだった
  9. スクエアの決算は、まちまちだった
  10. Lブランズの決算は悪かった
  11. ボックスの決算は悪かった
  12. フィットビットの決算は、まちまちだった
  13. ジー・スケーラーの決算は良かった
  14. アップワークの決算は悪かった
  15. ギャップの決算は、まちまちだった
  16. ワークデイの決算は良かった
  17. スプランクの決算は良かった

■シェイクシャック(SHAK) 良かった

シェイクシャック(ティッカーシンボル:SHAK)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想3セントに対し6セント、売上高が予想1.19億ドルに対し1.24億ドル、売上高成長率は前年同期比+29.3%でした。

既存店売上比較は+2.3%でした。

2019年通年売上高は予想5.76億ドルに対し、新ガイダンス5.7~5.76億ドルが提示されました。既存店売上比較に関しては0~+1%が提示されました。うち+1.5%は12月から実施した値上げによります。

シェイクシャック(SHAK)日足チャート
出所:トレードステーション

■ホームデポ(HD) まちまちだった

ホームデポ(ティッカーシンボル:HD)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想2.16ドルに対し2.25ドル、売上高が予想265.7億ドルに対し264.9億ドル、売上高成長率は前年同期比+10.9%でした。

なお今回の決算ではMROディストリビューターのインターライン・ブランズにおける価値毀損を認めるため16セント分のノン・キャッシュ・チャージが計上されました。

既存店売上比較は気温が例年より低かった関係で+3.2%でした。天候要因を除けば売上トレンドは予想通りでした。特に高額商品の既存店売上比較が好調でした。

今期も業績を牽引したのはプロ向けでした。ホームデポはプロ向けウェブサイトを更新、アプリもより使いやすくしました。ネット通販が全体に占める割合は7.9%です。

四半期配当は10年連続増配の1.36ドルとします。また新たに150億ドルの自社株買い戻しが発表されました。

ホーム・エクイティ・ローンは2011年の水準に比べると2倍になっており、資産効果が効きはじめています。米国の住宅の52%は築40年以上の古い物件であり、リニューアルを必要としています。古い物件は築10年以内の物件に比べると30%も多額の改装費用を必要とします。

2020年度の一株利益(EPS)は予想10.25ドルに対し新ガイダンス10.03ドルが提示されました。売上高は予想1,117.6億ドルに対し新ガイダンス1,117.7億ドルが提示されました。既存店売上比較は+5.0%が提示されました。これはコンセンサス予想の+4.5%より良かったです。グロスマージンは34.0%が提示されました。営業マージンは14.4%を見込んでいます。

ホームデポ(HD)日足チャート
出所:トレードステーション

■LGIホームズ(LGIH) 悪かった

LGIホームズ(ティッカーシンボル:LGIH)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想1.78ドルに対し1.72ドル、売上高が予想4.29億ドルに対し4.25億ドル、売上高成長率は前年同期比+5.05%でした。

2019年は105~115の団地を開発し6,900戸から7,800戸の住宅を販売したい考えです。一株利益(EPS)は7.00~8.00ドルを見込んでいます。

LGIホームズ(LGIH)日足チャート
出所:トレードステーション

■メーシーズ(M) まちまちだった

メーシーズ(ティッカーシンボル:M)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想2.53ドルに対し2.73ドル、売上高が予想84億ドルに対し84.6億ドル、売上高成長率は前年比-2.5%でした。

既存店売上比較は+0.4%でした。これは予想より低かったです。

なおメーシーズは1月10日に利益警告をしています。その際一株利益(EPS)ガイダンスは4.10~4.30ドルから3.95~4.00ドルへ引き下げられました。また既存店売上比較ガイダンスは2%以上から2%以下へ引き下げられました。

2020年度の一株利益(EPS)は予想3.27ドルに対し新ガイダンス3.05~3.25ドルが提示されました。売上高は予想249.3億ドルに対し新ガイダンス249.7億ドルが提示されました。既存店売上比較ガイダンスは0~+1%です。

メーシーズ(M)日足チャート
出所:トレードステーション

■パロアルト・ネットワークス(PANW) 良かった

パロアルト・ネットワークス(ティッカーシンボル:PANW)の第2四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想1.22ドルに対し1.51ドル、売上高が予想6.82億ドルに対し7.11億ドル、売上高成長率は前年同期比+30.3%でした。

請求額は+27%の8.53億ドルでした。

第3四半期は一株利益(EPS)予想1.25ドルに対し新ガイダンス1.23~1.25ドルが、売上高は予想6.97億ドルに対し新ガイダンス6.97~7.07億ドルが提示されました。

パロアルト・ネットワークス(PANW)日足チャート
出所:トレードステーション

■ベストバイ(BBY) 良かった

ベストバイ(ティッカーシンボル:BBY)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想2.58ドルに対し2.72ドル、売上高が予想146.9億ドルに対し148億ドル、売上高成長率は前年同期比-3.7%でした。

既存店売上比較は+3%でした。これはコンセンサス予想+2%を上回りました。

ウェアラブルズ、家電、スマート・ホーム、ゲームなど幅広いカテゴリーが好調でした。

国内ネット通販は+9.3%の29.6億ドルでした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想83セントに対し新ガイダンス83~88セントが、売上高が予想91.5億ドルに対し新ガイダンス90.5~91.5億ドルが提示されました。

2020年度の一株利益(EPS)は予想5.48ドルに対し新ガイダンス5.45~5.65ドルが、売上高は予想433.9億ドルに対し新ガイダンス429~439億ドルが提示されました。

ベストバイ(BBY)日足チャート
出所:トレードステーション

■ロウズ(LOW) まちまちだった

ロウズ(ティッカーシンボル:LOW)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想79セントに対し80セント、売上高が予想157.5億ドルに対し156.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.0%でした。

既存店売上比較は+1.7%でした。米国のホーム・リノベーション市場の既存店売上比較は+2.4%でした。

2020年度の一株利益(EPS)は予想6.04ドルに対し新ガイダンス6.00~6.10ドルが提示されました。売上高成長率ガイダンスは+2%、既存店売上比較ガイダンスは+3%です。

ロウズ(LOW)日足チャート
出所:トレードステーション

■TJX(TJX) まちまちだった

TJX(ティッカーシンボル:TJX)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想68セントに対し68セント、売上高が予想110.1億ドルに対し111.3億ドル、売上高成長率は前年同期比+1.5%でした。

既存店売上比較は+6%でした。コンセンサス予想は+3.5%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想58セントに対し新ガイダンス53~54セントが、売上高は予想92億ドルに対し新ガイダンス91~92億ドルが、既存店売上比較ガイダンスは+2~3%が提示されました。

2020年度の一株利益(EPS)は予想2.59ドルに対し新ガイダンス2.55~2.60ドルが、売上高は予想412億ドルに対し新ガイダンス410~412億ドルが提示されました。

TJX(TJX)日足チャート
出所:トレードステーション

■スクエア(SQ) まちまちだった

スクエア(ティッカーシンボル:SQ)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想13セントに対し14セント、売上高が予想4.54億ドルに対し4.64億ドル、売上高成長率は前年同期比+64.0%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想11セントに対し新ガイダンス6~8セントが、売上高は予想4.74億ドルに対し新ガイダンス4.72~4.82億ドルが提示されました。

2019年度の一株利益(EPS)は予想71セントに対し新ガイダンス74~78セントが、売上高予想22.5億ドルに対し新ガイダンス22.2~22.5億ドルが提示されました。

スクエア(SQ)日足チャート
出所:トレードステーション

■Lブランズ(LB) 悪かった

Lブランズ(ティッカーシンボル:LB)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想2.07ドルに対し2.14ドル、売上高が予想49億ドルに対し48.5億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.6%でした。

既存店売上比較は+3%でした。

第1四半期の一株利益(EPS)は予想13セントに対し新ガイダンス0セントが提示されました。

2020年度の一株利益(EPS)は予想2.70ドルに対し新ガイダンス2.20~2.60ドルが提示されました。

Lブランズ(LB)日足チャート
出所:トレードステーション

■ボックス(BOX) 悪かった

ボックス(ティッカーシンボル:BOX)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想2セントに対し6セント、売上高が予想1.64億ドルに対し1.64億ドル、売上高成長率は前年同期比+19.8%でした。

請求額は+16%の2.38億ドルでした。

第1四半期一株利益(EPS)は予想-1セントに対し新ガイダンス-29セントから−28セントが、売上高予想1.7億ドルに対し新ガイダンス1.61~1.62億ドルが提示されました。

2020年度の一株利益(EPS)は予想3セントに対し新ガイダンス-3セントから1セントが、売上高は予想7.32億ドルに対し新ガイダンス7~7.04億ドルが提示されました。

ボックス(BOX)日足チャート
出所:トレードステーション

■フィットビット(FIT) まちまちだった

フィットビット(ティッカーシンボル:FIT)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想7セントに対し14セント、売上高が予想5.69億ドルに対し5.71億ドル、売上高成長率は前年同期比+0.1%でした。

560万台のデバイスを平均販売単価100ドル(前年同期比-1%)で販売しました。

第1四半期の一株利益(EPS)予想-16セントに対し新ガイダンス-24セントから−22セントが、売上高予想2.72億ドルに対し新ガイダンス2.5~2.68億ドルが提示されました。

2019年度の売上高は予想15.7億ドルに対し新ガイダンス15.2~15.8億ドルが提示されました。

フィットビット(FIT)日足チャート
出所:トレードステーション

■ジー・スケーラー(ZS) 良かった

ジー・スケーラー(ティッカーシンボル:ZS)の第2四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想-1セントに対し9セント、売上高が予想6,625万ドルに対し7,430万ドル、売上高成長率は前年同期比+65.1%でした。

請求額は+74%の1.15億ドルでした。

第3四半期決算は一株利益(EPS)予想-2セントに対し新ガイダンス1セントが、売上高予想6,797万ドルに対し新ガイダンス7,400~7,500万ドルが提示されました。

2019年度の一株利益(EPS)は予想-2セントに対し新ガイダンス11~13セントが、売上高予想2.72億ドルに対し新ガイダンス2.89~2.91億ドルが提示されました。

ジー・スケーラー(ZS)日足チャート
出所:トレードステーション

■アップワーク(UPWK) 悪かった

アップワーク(ティッカーシンボル:UPWK)の第4四半期決算は一株利益(EPS)が予想-3セントに対し3セント、売上高が予想6,553万ドルに対し5,965万ドル、売上高成長率は前年同期比+24.5%でした。

グロスマージンは69%でした。前年同期は68%でした。

テイクレートは14.3%でした。前年同期は14.5%でした。

クライアント・スペンド・リテンション率は108%でした。前年同期は99%でした。

第1四半期の売上高は予想6,995万ドルに対し、新ガイダンス6,800万~6,900万ドルが提示されました。

2019年度の売上高は予想3億ドルに対し、新ガイダンス2.98億ドル~3億ドルが提示されました。

アップワーク(UPWK)日足チャート
出所:トレードステーション

■ギャップ(GPS) まちまちだった

ギャップ(ティッカーシンボル:GPS)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想69セントに対し72セント、売上高が予想46.9億ドルに対し46.2億ドル、売上高成長率は前年同期比-3.2%でした。

既存店売上比較は-1%でした。オールド・ネイビーは±0%、ギャップは-5%、バナナリバブリックは-1%でした。

2019年の一株利益(EPS)は予想2.55ドルに対し新ガイダンス2.40~2.55ドルが提示されました。

ギャップは2つの上場会社に分割されます。ひとつの会社はオールド・ネイビー、もうひとつの会社はそれ以外のビジネスを全部継承します。

またギャップは230店舗を閉鎖します。これにより6.25億ドル相当の売上高が失われると予想されます。リストラにまつわる一時費用2.5~3億ドルを計上します。

ギャップ(GPS)日足チャート
出所:トレードステーション

■ワークデイ(WDAY) 良かった

ワークデイ(ティッカーシンボル:WDAY)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想32セントに対し41セント、売上高が予想7.77億ドルに対し7.89億ドル、売上高成長率は前年同期比+35.4%でした。

2019年度のサブスクリプション売上高ガイダンスは、これまでの23.75~23.77億ドルから30.3~30.45億ドルへ引き上げます。

ワークデイ(WDAY)日足チャート
出所:トレードステーション

■スプランク(SPLK) 良かった

スプランク(ティッカーシンボル:SPLK)の第4四半期(1月期)決算は一株利益(EPS)が予想76セントに対し93セント、売上高が予想5.64億ドルに対し6.22億ドル、売上高成長率は前年同期比+35.3%でした。

第1四半期の売上高予想3.95億ドルに対し、新ガイダンス3.95億ドルが提示されました。

2020年度の売上高は予想21.6億ドルに対し、新ガイダンス22億ドルが提示されました。

スプランク(SPLK)日足チャート
出所:トレードステーション