先月から始まった3月期決算企業の第1四半期決算発表もほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計では二桁の減益となった模様です。しかし、この第1四半期に増益を確保した企業も少なくありません。そこで今回は通期の会社予想は減益ながら、第1四半期が増益となった銘柄で、通期のコンセンサス予想が増益となっている銘柄を、決算発表からある程度の日数が経過しアナリストによる業績予想の見直しも進んでいるとみられる7月中に決算を発表した銘柄のなかからピックアップしてみました。

例えばこの第1四半期の営業利益が二桁増の大幅増益となったことで通期の会社予想が上方修正されたトヨタ紡織(3116)小糸製作所(7276)ヤマトホールディングス(9064)では、上方修正で減益幅が縮まる見通しとなったものの依然として減益予想ですが、コンセンサス予想では増益が期待されています。また、第1四半期が増益となったマキタ(6586)京成電鉄(9009)JR東海(9022)でもコンセンサス予想は増益見通しとなっています。

第1四半期の好決算を受けて一転増益が期待される銘柄はこちらからチェック