先月の中旬からスタートした小売り企業を中心とした2月期決算銘柄の第1四半期決算も先々週で終わりとなりました。そのため7月に入って決算を発表した銘柄でも決算発表終了から1週間以上が経過しており、決算後のアナリストの業績予想の見直しもある程度進んだとみられます。

そこで今回は営業利益のコンセンサス予想が通期の会社予想を上回り、業績の上振れが期待されている2月期決算銘柄をピックアップしてみました。例えば通期予想は減益見通しながら第1四半期決算が二桁の増益となった東宝(9602)では大幅な上振れが期待されているほか、アダストリア(2685)ニトリホールディングス(9843)など最高益が見込まれる銘柄のなかにも上振れが期待されるものもみられます。

上振れが期待される銘柄はこちらからチェック

もう一つのヒント

明日の決算発表スケジュールは

3月期決算企業の第1四半期決算がスタートしていますが、それが今週は本格化します。明日以降、決算発表企業数が徐々に増えるなか、ファナック(6954)や日産(7201)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)などが明日、決算を発表する予定です。

明日の決算発表スケジュールはこちらからチェック