松嶋 真倫 の記事一覧
- 松嶋 真倫
- マネックス証券 マネックス・ユニバーシティ 暗号資産アナリスト
-
Twitter:@masamichi_ma
-
大阪大学経済学部卒業。都市銀行退職後に暗号資産関連スタートアップの創業メンバーとして業界調査や相場分析に従事。2018年、マネックスグループ入社。マネックスクリプトバンクでは業界調査レポート「中国におけるブロックチェーン動向(2020)」や「Blockchain Data Book 2020」などを執筆し、現在はweb3ニュースレターや調査レポート「MCB RESEARCH」などを統括。国内メディアへの寄稿も多数。2021年3月より現職。
著書:『暗号資産をやさしく教えてくれる本』(あさ出版)
ビットコイン(BTC)最新動向と相場予想
ビットコインの半減期とは?過去のアノマリーを振り返り相場展開を予想
ビットコインの半減期とは?
ビットコインの相場を半減期ごとに振り返る
ビットコインは半減期アノマリーで3000万円を超える?
ビットコインの半減期アノマリーが継続する条件を考える
BTC(ビットコイン)は米国企業決算や香港ETFなど好材料なければ半減期前後の売りに警戒
ビットコインは米国で現物ETFの資金流入が回復し次第に買いが強まった。香港における現物ETFへの期待で一時BTC=1,109万円(72,500ドル)付近まで高騰し、日本円建てでは史上最高値を更新した。しかし、米国で現物ETFが再び流出超過に陥り、米3月消費者物価指数では利下げ観測が後退し、BTC=1,040万円(68,000ドル)付近まで急落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容や香港の現物ETF期待を受けて買い戻しが強まったが上値の重い展開が続いた。
来週のビットコインは米国企業の決算発表や香港における現物ETFの成立など好材料があれば買いの勢いを取り戻す可能性がある。特段材料がなければ半減期前後の売りに警戒。直近、上値としてBTC=1,132万円(74,000ドル)、下値としてBTC=918万円(60,000ドル)を意識する。