先月からスタートした3月期決算企業の中間決算発表もほぼ一巡となりましたが、決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられます。そこで今回は決算集計速報PART4で集計対象とした11月2日から5日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、通期の業績予想の上方修正を受けて複数の目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかで特に目標株価の引き上げが多かったの日産(7201)マツダ(7261)富士重工業(7270)といった大手自動車メーカーやヤマダ電機(9831)で、通期の業績予想を上方修正した中間決算を受けて4社が目標株価を引き上げています。そしてコンセンサス予想を大きく上回る大幅な上方修正を行ったヤマダ電機では大幅な目標株価の引き上げが特に目立ちます。また、太陽誘電(6976)でも3社が目標株価を引き上げています。

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