先月から3月期決算企業の中間決算発表がスタートしていますが、決算を受けて目標株価を引き上げる動きも少なからずみられます。そこで今回は決算発表ピークとなった先月30日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄のなかから、通期の業績予想の上方修正を受けて目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかで特に目標株価の引き上げが多かったのが村田製作所(6981)で、スマホ向けに主力のコンデンサや通信モジュールといった電子部品が大きく伸びていることなどから通期予想の営業利益を2500億円から2720億円へと大きく引き上げたことで4社が目標株価を引き上げています。そのほか上方修正に踏み切ったコーセー(4922)や日本特殊陶業(5334)、豊田自動織機(6201)では2社が目標株価を引き上げています。
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もう一つのヒント
明日の決算発表スケジュールは
3月期決算銘柄の中間決算発表も今週週でほぼ一巡となりますが、明日もまだ多くの決算発表が予定されています。明日は大手ゼネコンや東レ(3402)、住友不動産(8830)、住友金属鉱山(5713)などが決算を発表する予定です。
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