NYダウ: 20743.00  △118.95 (2/21)
NASDAQ: 5865.95  △27.37 (2/21)

【米国株式市場】
<ニューヨーク市場>

1.概況
米国市場は小売り大手の予想を上回る決算や原油価格の上昇を受けて続伸となり、主要3指数が揃って連日で史上最高値を更新しました。上昇して始まったダウ平均はまもなくして130ドル高余りまで買われると一旦上げ幅を50ドル高程度まで縮めましたが、午後に入って徐々に持ち直すと結局118ドル高の20,743ドルとなり8営業日連続で史上最高値を更新して取引を終えました。また、S&P500株価指数も14ポイント高の2,365ポイントと連日で史上最高値を更新したほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も27ポイント高の5,865ポイントとなりこちらも連日で史上最高値を付けています。

2.経済指標等
2月の米製造業PMI速報値は54.3となり市場予想を下回りました。

3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は11業種全てが上げました。そのなかでも不動産、公益事業、生活必需品が1%を超える上昇となっています。

4.個別銘柄動向
決算で1株利益が市場予想を上回ったうえ、増配を発表したウォルマート・ストアーズ(WMT)が3%近く上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率トップとなりました。また、同じく決算で1株利益が市場予想を上回ったホーム・デポ(HD)か買われたほか、目標株価の引き上げを受けてアップル(AAPL)も上げています。ヤフー(YHOO)の中核事業の買収について買収額を引き下げることで合意した通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)も小幅に上昇しました。一方で英蘭ユニリーバの買収を断念すると発表した食品のクラフト・ハインツ(KHC)が売られ、決算で1株利益が市場予想を上回り買いが先行した百貨店のメーシーズ(M)も小幅に下げて取引を終えています。

5.為替・金利等
長期金利は0.02%高い2.43%となりました。ドル円は113円台後半で推移しています。

【VIEW POINT: 今日の視点】
米国市場で主要3指数が揃って史上最高値を更新したことから続伸でのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が19,500円の節目を試す展開となるかがポイントとなりそうで、連日で今年最低となった東証1部の売買代金に回復がみられるかが注目されます。

(マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト 金山 敏之)