サンプラザ中野だー!
パリーグのプレーオフ(ソフトバンク対ロッテ)、面白かった。俺は偶然にも第3戦の9回から観たのだ。そう、小林投手が4点差を追いつかれた魔の9回裏を観たのだ。そしたら翌日も翌々日も観ちゃったよ。31年ぶりのリーグ制覇。百戦錬磨のクローザーの心に何がうごめいたのだろうか?94年ワールドカップ・アメリカでPKをはずしたバッジオの心とともに解剖して欲しいぞ。しかし日本シリーズが楽しみだ。我が阪神タイガースと我が地元・千葉ロッテとの対決。嬉しいぞ。
楽しみといえば12月19/20日の爆風スランプ復活コンサートだ。新宿コマ劇場でやる。それぞれを「恋愛の日/青春の日」と題して別メニューでお届けする。どうか来ておくれ。
さて健康マニアを自認する俺である。その俺が最近はまっている健康ネタは「ローフード」だ。ローフードのローは「raw」。つまり「生」ということ。熱を加えないものを食べましょう、というムーブメントなのである。考えてみると、この自然界で熱を加えたものを食しているのは人間だけなのである。人間だってその長い長い歴史の中で、火を使えるようになったのは最近のことだ。つまり我々の身体は火食には向いていないのだ。だからローフードなのである。
我々の身体が火食に向いていないという最たる理由は酵素にある。酵素は48度以上の熱を加えると動かなくなってしまうのだそうだ。酵素の働きとは物質を分解することにある。動物が死ぬと腐り出したりするのはその例らしい。腐敗と分解は字面の違いだけ。つまり体内で消化されやすいのは酵素が生きている方なのである。人間自身にも酵素は備わっている。例えば唾液。アミラーゼという酵素が含まれている。アミラーゼは澱粉を糖に分解する。だからご飯は噛むほどに甘くなるのである。体内の消化酵素と食物が本来持っている酵素が助け合えれば、消化はよりスムーズになる。そして栄養もより効率よく取り込めるのである。逆にいうと、酵素の生きていない食物は取り込めないまま腸の中で腐っていくということか。
野菜・果物・果実が主な食材。48度以下の熱は加えても可。アメリカではかなりのブーム。様々なレシピがある。美しい本になってもいる。セックス&ザシティにも登場した。ここ東京でも食べられるところがある。行って食べた。今まで食べた何よりも美味しいメニューがあった。びっくりしたよ。ローフード、来るね。